世界ランク10位なでしこジャパンが、同47位パラグアイに7-0で快勝した。

ボランチでプレーした中島依美主将(INAC神戸)は試合後、課題を口にした。「攻撃の時間は長かったが、工夫が足りなかった」。一方的に攻め続ける試合展開で7得点しても、まずは反省が口を突いた。

2-0の前半36分にはFKのキッカーを務め、右サイドからゴール前にクロスを供給。これがオウンゴールを誘発する形となったが、これも「もう少し前に蹴りたかった。個人としてはまだまだ、もっと練習していいボールを蹴れるように」と、満足はなかった。

次は中2日でパナマ戦(国立)が控える。中島は「期間は短いが、修正したい」と、言葉に力を込めた。