サッカー女子のなでしこジャパンは11日、東京五輪の女子決勝が行われる国立競技場で、同パナマ代表と国際親善試合を行う。

エースMF長谷川唯(24=ACミラン)はチーム事情で遅れて帰国し、10日の前日練習から合流。「久しぶりの日本人とのプレーは、しっくり来るもの、楽しいものがある」と笑顔で汗を流した。13日までわずか4日間の活動となるが「コロナ禍で特に海外組は集まるのが難しく、合わせる機会がないのは痛い部分、少しでも合わせる時間が欲しく、参加したい気持ちが強かった」と、自ら希望して参加したことを明かした。

前日練習は国立で実施した。高倉監督は「ある選手に聞いたら、今までで一番の芝のきれいさだと言っていた。チーム全員でかなり盛り上がり、ここに戻ってきたいと強く思った」と、東京五輪での金メダルへの思いを一層深めたようだ。