東京五輪に向けて福島・Jヴィレッジで候補合宿を行っているサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は16日、いわきFCのU-18チームと練習試合を行った。体の大きい男子選手相手にフィジカルで負けてボールを失う場面が多く、45分×2本、30分×1本の120分間で2-4と敗れた。DF清水は「いろいろとチャレンジした中でのミスだと思うので、決してネガティブなミスではなかった。試合に負けたのは悔しいけど、この状況で練習試合ができてよかった」と、明確な課題が出たことを前向きに受け止めた。

DF鮫島は「全体的にもう少しうるさくしてもいいと思う」と、ピッチでの声が足りなかった点に課題を見いだした。「今までの五輪と違って無観客の可能性もあり、声が通ると思う。日本語はいくらしゃべっても相手に理解されることはない」と、東京五輪本番を想定した改善点を挙げた。