日本代表に追加招集となったFWオナイウ阿道(25=横浜Fマリノス)が9日、合宿先の大阪でオンライン取材に応じた。大分トリニータ時代の19年11月以来となる代表招集で、今回は日の丸デビューを目指す。

J1では今季ここまで16試合10得点と好調を維持。日本人屈指のストライカーは「(前回は)出場機会もなかったし、信頼も勝ち取ることはできなかった。今回はチーム(横浜)も好調で、その中で自分も結果を出せている。より結果にフォーカスしたい」と話した。

その上で「チーム(横浜)では強度の高いサッカーをやっているし、代表でも自分が積極的にやりたい。スタート地点に立たないといけない。同年代の選手や、下の選手に負けていられない。常に上を目指してやっていきたい」と決意。

代表初出場を先発で飾れれば理想で、その中でゴールが決まれば「パフォーマンスはできれば何かやりたい。代表だからやらないとかはではなく、家族を含めて楽しみにしているので、機会があれば」と盛り上げ役にも立候補した。

今回はFW大迫勇也(31=ブレーメン)が左内転筋を痛め、オナイウが追加で6日に呼ばれた。大迫は8日の時点でも別メニュー調整で、出場は難しいとみられる。FW浅野拓磨(26=無所属)は7日のタジキスタン戦に先発しており、オナイウが先発する可能性は十分ある。