大阪合宿中の日本代表は15日に、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選最終戦のキルギス戦(パナスタ)に臨む。

既に9月から始まるアジア最終予選へ、首位通過を決めた森保一監督(52)は14日、オンラインで公式会見に臨んだ。最終予選のメンバー選考に関しては、改めて東京五輪を経験したU-24日本代表などを含めた総合的な判断になると説明した。

まず所属先レガネス(スペイン2部)の1部昇格プレーオフなどの事情で、今回の選考を外れたMF柴崎岳(29)に関して、指揮官は「1部昇格ができるかもしれない戦いだったので、配慮し選考外にしたところはある。今回も可能であれば合流してもらうことは考えていた。9月へはたくさん力を示している選手がいるので、A代表(日本代表)、U-24代表のボランチをベースに考えながら海外、国内を含めて、その時の状況でベストな選手を招集したい」と話した。

ボランチを問わずに、総合的な選考の基準は「国内外を問わず、いいプレーをしている選手を戦力として考えていきたい。(代表は)1チーム2カテゴリーで我々は活動しているが、U-24の五輪世代が(A代表の)アンダーではなく、もう1つのA代表だと思っている。直近の試合、ジャマイカ戦でもいいパフォーマンス見せてくれ、選択の幅はさらに広がっている」とうれしい悲鳴をあげた。