サッカー日本代表の活動拠点である千葉・JFA夢フィールドに7日、ビーチサッカーの専用ピッチがオープンした。

白い砂がまぶしい人工の練習場で、愛称は「ピッチ・カリオカ」。ラモス瑠偉前ビーチサッカー日本代表監督の愛称でもある「カリオカ」は、ブラジル・リオデジャネイロ市民や同出身者を広く指す言葉として使われている。05年と19年のビーチサッカーW杯で日本を過去最高の4位に導いたラモス氏、リオ出身の現日本代表監督兼選手の茂怜羅オズに敬意を表して名付けられた。

ビーチサッカー日本代表は11日まで同所で合宿を行い、8月19日開幕のビーチサッカーW杯ロシア大会に向けて調整する。ラモス氏は大舞台を控えた選手に向けて、「ここまでご褒美をもらったから、120%で恩返しをしよう。そのときこそ結果が出る。自分たちの力を信じて。ビビるな!」と熱く活を入れた。

待望の活動拠点ができ、ラモス氏は「砂はふかふかで(質が)いい。練習場がある環境が最高」と感謝した。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は「ビーチサッカーの国内リーグもここで開催できれば」と展望を語った。