日本は後半41分にMF浅野拓磨(26=ボーフム)のシュートで相手のオウンゴールを誘い、2-1で強豪オーストラリアに競り勝った。

前半8分、先発に抜てきされたMF田中碧(23=デュッセルドルフ)のゴールで先制。後半25分に直接FKを決められたが、後半33分から途中出場した浅野が大きな1点を導いた。

浅野へのロングフィードで決勝点を演出した、主将DF吉田の一問一答は以下の通り。

-どんな気持ちで試合を迎えたか

吉田 本当にホッとしています。最低限の結果だし、1-1に追いつかれて、残り20分あったので、十分に時間はあると思っていた。個人的にも散々ロングボールのミスが多くて、最後に(オウンゴールに)なんとかつなげられてよかった。

-4-3-3で中盤の形を変えた狙いは

吉田 相手の特徴を消すのと、自分たちがボールを保持できるように、ボールをうまく扱える選手を2人前に置いて、速攻と遅攻を両方うまくやれるように意識して、組んでやった。

-オーストラリアから勝ち点3を取った

吉田 6ポイントゲームが2つ残っていたので、必ず勝って次につなげないといけなかった。なんとか首の皮1枚つながっている状況なので、ここで満足せずに、おそらくオーストラリアと、僕らがこのままうまく盛り返せば、3月にアウェーで厳しい試合が待っていると思うので、それまでにしっかりと勝ち点を稼げるようにしたい。

-サポーターの応援は力になったか

吉田 ロッカールームで多くの選手が、今日来てくださっているみなさん+TVで見てくださっている方と一緒に戦おうと話していたので、引き続き、みんなで日本一丸となって戦いたいし、次の1月のホーム戦では、コロナの状況が好転して、多くの方にスタジアムに来ていただけたらと思うし、声を出せたらもっとベストになると思う。

-11月の2試合に向けて

吉田 引き続き状況は厳しいままなので、ここでしっかりと勝ち点を重ねていって、次はアウェーが続いて移動も長いので、疲労もたまると思う。全員がいいコンディションで、ケガなく次のシリーズを迎えられるようにしたい。

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