U-22日本代表は香港を4-0で下し、来年6月にウズベキスタンで開催されるU-23アジア杯の本大会出場を決めた。

MF郷家友太(22=ヴィッセル神戸)がキャプテンマークを巻いて先発し、2-0の後半18分に追加点を挙げた。ペナルティーエリア内に走り込んでMF佐藤のパスを引き出すと、ワントラップから右足で冷静にけり込んだ。「(佐藤)恵允(けいん)と目があって、左を見たら相手が離れていたので、トラップしてシュートをするイメージがあった」とゴールシーンを振り返った。

左のインサイドハーフとして後半24分までプレー。「(藤田譲瑠)チマも(松岡)大起も自分のポジションをしっかり見てくれた。引いて守ってくる相手にどう崩すかというのはチーム全体として考えていた」。背番号10を背負い、チームの攻撃をけん引した。

J1神戸で主力として活躍するMFは「(神戸は)ACLを狙える順位にいる。しっかり貢献して、こういう舞台に帰ってこられるようにまた頑張りたい」と今後を見据えていた。

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