北海道コンサドーレ札幌FW小柏剛(23)が7日、22年1月21日の国際親善試合ウズベキスタン戦(埼玉)に臨む日本代表に初選出された。日本サッカー協会から発表された。

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札幌からは唯一のメンバー入り。全員国内組で編成され、初選出は小柏含めて4人。小柏はオンライン取材に対応し、初のA代表入りに「特別な場所。選ばれたからには責任がある。より一層気を引き締めないといけない。もっともっとレベルアップしていかないといけない」と口にした。

明大から札幌入りしたルーキーは今季30試合7得点。チームではMF金子と並び日本人最多得点をマークした。スピードを生かして前線としてプレー。今季森保一監督が札幌まで視察に訪れた4月24日仙台戦(2○1)と11月27日柏戦(3○1)ともに得点を挙げており、目の前でアピールしていた。

W杯カタール大会が開催される22年最初の代表活動に参加する。W杯最終予選、W杯のメンバーへ滑り込むための可能性に懸ける。「この場所に選んでいただいているのは、そこを目指さないといけない。日本代表、W杯って一番大きな夢を持っていた。達成できるチャンスに感謝して貪欲に目指していきたい」と掲げた。

そのためにも存在感を示す必要がある。札幌ペトロビッチ監督のもとで1年間学び、成長したのは動きだし。コースやタイミングなど、より効果的な動きになり「質が上がった」と自信を持つ。「得点を取って勝利に貢献できれば」と誓う。代表デビューを心待ちにしていた。