サッカー日本代表のMF守田英正(26=サンタクララ)が25日、オンライン取材に対応した。ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選に臨むチームは27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦(ともに埼玉)に挑む。

守田は、川崎フロンターレ時代は2ボランチや中盤の底でプレーすることが多かった。日本代表では昨年10月のオーストラリア戦から中盤、ボランチより1つ前の、インサイドハーフで先発起用されている。

守田は新たなポジションに「2ボランチとは違って1列前にいる。当然、ゴール、アシストを求められるポジション」と認識し「今まで4-3-3のインサイドはしてこなかった。そこで出させてもらって、より自分を成長させて、そこでできる自信も持っておきたい。それができれば選手としての価値が高められると前向きにとらえている。これからの自分に期待しているし、今は前向きに取り組んでいるかなと思います」と話した。

カタール切符をつかむためには、引き分けも許されない状況で、吉田と冨安の負傷離脱で最終ラインの顔ぶれも大きく変わる。「(吉田不在は)主将でもあるし、代表としての立場では相当痛いと思うが、呼ばれた選手で戦うのが代表。他のセンターバックはチャンスだと思っていい場。今いる選手でどう100%出し切って勝たせられるか。そこだけを考えればいい」と冷静だった。

DF谷口とは川崎F時代に一緒にプレーしているが「だれが出ても、全員をイメージしている感じではある」と話した。