FW植木理子(22=日テレ東京V)が、開始32秒で今大会2点目となる先制点を決めた。

日本ボールでキックオフ。前線で相手DFの間をとった植木は、右サイドバックのDF三宅史織(26=INAC神戸)が前線へ大きくクリアしたボールを収めると、エリア内まで運んで右足で相手GKの逆を突くシュートを決めた。

植木は初戦ミャンマー戦(5-0)でも先制点を決めており、これが池田太監督(51)就任後のなでしこジャパン第1号ゴールになった。19年の女子W杯をケガのため辞退し、21年夏の東京五輪では落選した植木が、悔しい思いをぶつけるかのように、目の覚めるゴールを奪った。