なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)がPK戦の末に敗れ、アジア3連覇はならなかった。

池田太監督(51)は「ここ一番での敗戦が痛いことですし、それを受け入れなければならないことだと思っている。中国にはおめでとうと言いたいし、我々もこの敗戦からしっかり学びを受けないといけない」と話した。

試合直後には選手たちに、取り組みへの姿勢には満足していること、そして結果を受け入れて成長していこうと伝えたという。

この敗戦で一番学んだことを問われた指揮官は「まず点を決めきるところ。あとは時間帯も含めて、しっかりゲームを進める、ゲームコントロールのところはもっともっと磨いていきたい」と課題を挙げた。

先制は日本だった。前半26分、MF宮沢の左クロスにFW植木がヘディングで合わせた。しかし後半早々に中国に追いつかれ延長戦へ。延長前半13分に再び植木がヘディングで勝ち越しゴールを決めたが、延長後半14分に中国に一瞬の隙を突かれ、またも同点ゴールを許した。PK戦にもつれこみ、日本は勝利をつかむことができなかった。

6日の決勝は中国と韓国の対戦に決まった。