【シドニー23日=岡崎悠利】エースが、幼き日の夢をかなえる。サッカー日本代表MF南野拓実(27=リバプール)が23日、オーストラリアからオンライン取材に対応。24日は、W杯アジア最終予選のアウェー・オーストラリア戦(シドニー)を控える。

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勝てば、W杯本大会出場が決まる大一番。「W杯は選手にとっては、特別なもの。僕にとっても、小さいころから出場したいと思っていた舞台。この代表を通して、W杯に向けて、プレーさせてもらっている中で、そういう気持ちも強くなってきたし、だからこそ、明日絶対に勝利して勝ち取りたい」と初のW杯出場へ、意気込みを力強く語った。

2月1日のサウジアラビア戦(埼玉)で、ようやく最終予選初ゴールを決めた。2次予選では、7試合連続得点をマークしただけに、爆発力に期待がかかる中で「チームに貢献したい気持ちは一番思っていますし、まあでも、何よりはチームの勝利。誰がゴールを奪うかより、チームの勝利」と冷静に努めた。

「明日の試合は非常にすごく重要。もし決めることが出来れば、歴史に残るような一戦になると思いますし、このチームでそれを成し遂げられたらいい」。自身の得点で、新たな歴史を刻む。