【マドリード=高橋智行通信員】アトレチコ・マドリード(スペイン)は、強豪バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の前にほとんど攻撃の形を作れず、公式戦10試合ぶりの敗北を喫した。

最初の失点が致命傷となった。後半9分、DFル・ノルマンがゴール前でコントロールを誤り、BミュンヘンMFカールにボールを奪われての失点だった。

シメオネ監督は、このミスによる失点について「サッカーは個人の素晴らしいパフォーマンスがベースになるが、守備が悪かったり、ボールをロストしたり、CKから得点できなかったりなど、次々と起こるミスの影響も受ける。だからこそ多くのゴールが生まれるんだ。そうしたチャンスをうまく活かせるチームが、最も大きな利益を得ることができる」と語った。

そのル・ノルマンが交代時に怒りをあらわにしていたことについて問われると、「ロビンはとても健全で気高く、勤勉な人間だ。他の選手と同じように、ミスを犯した時、怒るのは当然だよ」と回答。

そしてこの敗戦からの学びについて問われると、「我々はかなりうまく試合をコントロールできていた。セルロートのおかげで小柄な選手に頼る必要がなく、常に組織的なビルドアップする必要もなかった。よりダイレクトにプレーし、セカンドボールを奪うこともできた。大いに貢献してくれていたよ。我々は試合をコントロールできていたし、自分たちが望むプレーができていた。しかし、残念ながら先制点を許し、うまく対応できず、2点目で試合が決まってしまった」とコメントした。

欧州CL1次リーグ成績は1勝1分け2敗の勝ち点4で、暫定ながら22位に後退した。