日本の先制点をアシストしたのはDF山根視来（川崎フロンターレ）だった。不動の右サイドバック・DF酒井が負傷で代表を辞退し、手にした先発の座。そこでしっかりアシストを決め、結果を残した。

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主な一問一答は以下の通り。

 

－W杯決めての感想

「勝ってこんなにうれしいのは久しぶりというぐらいうれしかった」

－この試合にかけた思い、今日のプレーは

「プレッシャーはすごく感じていた。得点アシストは絶対、自分の強みを出すことを今日は示す試合。少々。リスクがあってもゴール前に入っていこうと決めていた。今日は堂々とできた」

－引き分けでもいい状況。かなり前に出て行った

「（三笘）薫が入ってきたのも1つのメッセージだと思いますし。そこは感じていましたし、僕自身も絶対に今日は勝って決めるってぶれることなく。引き分けでいいと考えなかった。チーム全員が共有できていたと思う」

－アシストのシーン。川崎でもある形。どんなことを意識したのか

「守田と目が合ったとき、後ろに隠れていたんですけど、絶対に前に入ってくる確信があったので。感覚だけでアウトで出して。もう1回、当てて入っていくのは川崎来てからずっとやってきたことを表現した。クロスに関しては、薫は絶対にあそこにいると思っていたので。無理な体勢でしたけど、無理やりあげて。薫が決めてくれたので。去年、一昨年と薫と1年半やりましたけど、あいつが入ってくるポイントと僕が挙げるポイントは結構、意思疎通が出来てきていたので。今日はそれが点につながったので本当に良かった」

－この試合は酒井宏樹選手が出場できない。非常に責任が重い役割。プレッシャーは

「ずっと日本のサイドバックを宏樹君がやってきて。ここ大一番にいないのは大丈夫かと思う人はたくさんいたと思う。その中で、宏樹君がいなかったから言われたくなかった。自分が出来ることをしっかり表現しようとずっと準備してきた。本当に勝てて良かった」

－山根選手の持ち味でアシストを決めた。自信になったのでは

「こういう本当にプレッシャーのかかる試合の中で、メンタル的にも楽しみながらできたゲームだった。生きてる心地がする。ヒリヒリして、その中でプレーできたのは、僕の中で経験値としてかなり上がったと思います」

－ピッチがぬかるむのは分かっていたが、入ってみての感覚は

「昨日の前日練習で使いましたし。雨が降ってずるっといくシーンあるかなと思いましたが。でも、雨が降ったおかげで、意外とボコボコして変なバウンドすることが昨日はあったが、今日、雨が降って、逆に最高のピッチというか、そんなにやりづらくなくできた」

－川崎F所属だが湘南魂を見せた

「どこまでいっても僕の土台は曹（貴裁）さんにたたきこんでもらったところだと思う。そこは泥臭さというか、最後まであきらめない、点を取りに行くというのは湘南で教わったからこそだと思っています」