日本代表の森保一監督が9日に取材対応し、欧州リーグ(EL)で決勝に進んだフランクフルトのMF鎌田大地を高く評価した。

鎌田はチームの主力として、42季ぶりの決勝進出に貢献。準決勝では得点も記録した。森保監督は「持っていた攻撃の能力を、強度高く上下動しながら発揮するところはレベルが上がった。外せないパフォーマンスを見せている」と、語った。

日本代表では直近の活動でも選外となるなど、W杯アジア最終予選では存在感を示せていなかった。森保監督は「プレッシャーの中でもできるという部分を代表でも発揮してもらえれば自然とチーム力に反映されると思っている。コンセプトである切り替えとかハードワークとか、局面を戦うところで上げてもらいたいところが以前はあったが、ベースはある。よさを出してもらえるように次は環境作りをしていきたい」と、6月の代表活動への収集にも前向きに語った。