サッカー日本代表の国際親善試合、キリンチャレンジカップ・ブラジル戦(6月6日、国立競技場)のチケットが、14日午前10時からインターネットで一般販売された。
チケットぴあのサイト上では約1時間ほどで、予定枚数終了となった。
チケットJFAのサイト上では、1時間半ほどで、ほぼすべての席種が売り切れになった。その後「本日販売分終了」となり、全席にバツ印がついた。
両サイトともに、つながりにくい状態が断続的に続いた。
ツイッターでは「ブラジル戦」がトレンド入り。買うことができなかった人が悲しむ声が多かった。
今回は両サイトとも、先着販売。早い者勝ちといった争奪戦となったが、とにかく、つながらない…。
サッカーファンが何とか確保しようと必死で格闘する中、一部サイトに早くもチケットが出品されるなどの事態も。
チケットJFAのサイトには「理由の如何を問わず、オークションまたはインターネットチケットオークションでの転売、または転売を試みる行為が判明した場合は、そのチケットは無効となります」との注意書きがある。
そんな中、定価8900円のチケットが10万円近くと値付けされたものまでネット上では確認できた。
11日には来日するブラジル代表のメンバーが発表され、チチ監督が招集した27人は、FWネイマール(30=パリ・サンジェルマン)、ガブリエル・ジェズス(25=マンチェスターC)ら豪華メンバーとなっている。
チケットは7日からの先行販売分が即完売。いつになく熱気を帯びていたが、この日も午前9時過ぎには、販売するうちの1つ、チケットJFAのサイトが、早くもつながりにくくなった。
因果関係は不明だが、ブラジル戦のチケット購入希望者の“準備”によるものとも考えられた。その後も、このサイトはつながりにくかった。
「ただいま混み合っております」「一時的なアクセス増加により混雑しており、接続しづらい状態となっております」などと、長い間サイトには表示されている。
ワールドカップ(W杯)イヤー、それも相手が王国ブラジルで、本気ともとれる布陣。いつになく? 森保ジャパンを巡ってフィーバーが巻き起こった。