サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は、ナイジェリアとの国際親善試合を翌日に控えた5日、試合が行われる兵庫・ノエビアスタジアム神戸で前日練習を行った。報道陣に公開された冒頭15分は、パス練習などを行って汗を流した。

メンバーには、海外組や準優勝した9月のU-20女子W杯コスタリア大会に出場した選手も招集されている。

池田太監督(52)は「選手たちの融合でまた新しい積み上げができるんじゃないかな。この試合で、チームの底上げだったり、自分たちの持ってる武器(を試して)幅を広げていきたい」とした。

チームが、今回の活動を開始したのは3日から。タイトなスケジュールだが、池田監督の目に不安の色はない。

「選手の理解力と、それを実行する対応力というところには、やはりなでしこジャパンに選ばれた選手だなと感じるものがある。(U-20の選手も)しっかり戦えるチームの一員として入ってくれている。明日、プレーする機会があるかどうかは別物にはなりますけど、チームの力になってくれるんじゃないかな」と期待感を表した。