日本代表DF冨安健洋(23)のワールドカップ(W杯)カタール大会メンバー入りを受けて、古巣のJ1アビスパ福岡関係者も祝福した。

川森敬史社長(56)、冨安の下部組織時代の恩師、藤崎義孝・トップチーム強化担当兼アカデミーテクニカルアドバイザー(47)が選出を受けて、エールを送った。

育成スタッフらと1日、福岡市内のクラブ本社でメンバー発表会見を見守った。名前が呼ばれると、川森社長はガッツポーズで喜び、歓声が起こった。

冨安は、中学から福岡の下部組織で育ち、高2のトップチーム2種登録を経て16年に昇格。18年移籍のベルギー1部シントトロイデンなどを経て海外で活躍してきた。

福岡出身では初のW杯戦士誕生となり、川森社長は「ヘディングが苦手と言っていたが、ヘディングシュートを決めてもらいたい。成長を見られる感じがしている」と期待する。

かつて、福岡のジュニアユース監督や、ユースのアカデミーダイレクターとして、指導に関わった藤崎は「小6でジュニアユースのセレクションを受けた時から身長が高く、スピードがあった。身体的に飛び抜けていた」と回顧。“愛弟子”の快挙に「選ばれたことは誇り。活躍する姿はクラブの力になるし、アカデミーの道しるべにもなる。規格外のプレーが出るよう応援したい」と活躍を祈った。【菊川光一】