森保ジャパン危機-。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表に選出されたDF中山雄太(25=ハダースフィールド)が今季絶望の重傷を負ったことが3日、分かった。同クラブによると、アキレス腱を負傷し、手術が必要となり、今季絶望。W杯出場は不可能になったという。

中山は2日のサンダーランド戦で負傷交代した。ハーフタイム直前に足を痛めた。背中を丸めて痛がり、無念の表情を浮かべた。その後、担架に乗せられてピッチを後にし、そのまま後半頭からは別の選手が出場した。

同クラブのフォザーリンガム監督は「ユウタを長期間失うことは大きな打撃ですが、私たちは彼のリハビリをあらゆる面でサポートしていきます」とコメント。さらに、W杯には出場できない見通しも明かし「負傷は明らかに私たちにとって信じられないほど不適切な時期に起こりました。私たちは皆、ユウタがワールドカップで日本チームに合流できないことに打ちのめされています」と続けた。 森保ジャパンにとっては貴重な左サイドバッグ。1日に代表発表したばかりだが、代替選手を探すことになりそうだ。最後に同クラブのホームページは「クラブの全員がユウタの回復を祈っています」とつづった。

W杯最終登録メンバーは重大なけがや病気に限って、チーム初戦の24時間前まで入れ替え可能となっている。

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