日本サッカー協会(JFA)は18日、日本代表に選出されていたDF冨安健洋(24=アーセナル)が、けがのため不参加となったことを発表した。代役として、DF町田浩樹(25=サンジロワーズ)を追加招集。町田は日本代表初招集となる。

冨安は16日に行われた欧州リーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦、ホームでのスポルティング(ポルトガル)戦でアクシデントに見舞われた。

先発出場したものの、前半5分に相手にプレスをかけた際に左足を滑らせてバランスを崩し不自然に倒れた。1度はプレーを続けようとしたものの、1分ほどで自らプレー続行が不可能だと訴え、ピッチに座り込んだ。

そのまま前半9分に途中交代。アーセナルのアルテタ監督は「かなり深刻な状態のように感じた」とコメントし、試合後は松葉づえを使っていたとの報道も出ていた。

昨年11月のW杯カタール大会でも、直前に右太もものけががあってフル回転できなかった。今回の活動は同じセンターバックのDF吉田麻也(シャルケ)が招集外。守備の柱として期待されていたが、度重なるけがでまたしても離脱を余儀なくされた。