なでしこジャパン(FIFAランキング11位)が、ザンビア(同77位)の主将FWバーバラ・バンダ(23)を封じ込めた。
前半を終えて無失点。中盤を制圧して最前線へパスを出させず、ロングボールも日本の主将DF熊谷紗希(32)とDF石川璃音(20)が挟み込んでチェック。33分のCKでは石川がマンツーマンでマークした。40分にはCKからのカウンターでB・バンダに渡りそうになったが、相手がボールをコントロールし切れず(結果はオフサイド)で事なきを得た。
B・バンダは21年の東京オリンピック(五輪)で2試合連続ハットトリック。驚異的なスピードとテストステロン値の高さで、欧州メディアでは「性別詐称疑惑」すら報じられている。開幕前、今月7日の親善試合ドイツ戦では2ゴール。2度のW杯優勝を誇る強豪に、給与未払い報道も受けた練習ボイコットもありながら3-2で競り勝った。
ドイツ戦では守備陣をぶっちぎり、熊谷も「ドイツの選手を相手にスピードでぶち抜くところを、あらためて見て恐怖を感じた。気をつけないといけない形で準備材料にするしかない」と警戒していた。
言葉通り、最終ラインの3バック中央に陣取った自身を中心に、前半ロスタイムには3人が寄せてシュートを打たせないなど、高い集中力を維持している。前半を1-0で折り返した。
後半も仕事をさせず、チームとして被シュート0本という、大舞台では異例の完封劇を達成した。

