23年女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で快進撃を続けるなでしこジャパンの評価が、世界でうなぎ上りだ。

前日7月31日には強豪スペインに4-0で圧勝。1次リーグ3戦全勝、11得点、失点0と記録的な決勝トーナメント(T)進出に、優勝候補筆頭に挙げる海外メディアも出てきた。チームを率いる池田太監督(52)は5日の決勝T1回戦ノルウェー戦へ向け、「自分たちがやってきたことを出す」と意気込んだ。

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なでしこジャパンの強さが世界で評価された。FOXやCBS、NBCといった海外テレビ局が発表する最新の「パワーランキング」で、軒並み上位にランクインした。

FOXは前回発表より2つ順位を上げて1位とした。公式サイトでは「間違いなく現時点でベストのチーム」「開幕前は優勝候補リストの一番下だったが、今や誰もが対戦したくないチーム」とその強さを評価した。CBSは前回より7つも順位を上げてトップ3に選定し、「ザンビアを一方的に打ち負かし、コスタリカを退け、団結してまとまりのあるサッカーでスペインを破壊した。調子は最高で、良いときにピークを持ってきた」とたたえた。NBCも米国、イングランドの強豪に続く3位とした。

池田監督は1日、ニュージーランドのクライストチャーチで取材に応じ、3戦全勝の1次リーグを「選手たちが迷いなく、自信を持ってプレーできている」と評価した。初戦でザンビアに5-0と大勝し「いい流れがつくれた」。コスタリカにも2-0で勝って勢いを増し、格上とみられたスペインにはカウンター戦術などで4-0で完勝。監督自身も「スコアは想定以上」と驚く結果だった。

3試合とも理想に近い試合運びで多くの選手を起用。GK2人と故障明けの浜野(ハンマルビー)を除く20人が出場し「1回ピッチに立ったことで、次に出た時に試合に入っていける」と選手の状態にも自信を深めている。

2大会ぶりの8強進出が懸かる決勝T1回戦はノルウェーと対戦する。負ければ終わりの一発勝負へ指揮官は「自分たちがやってきたことを出す。ノルウェーの強みを分析して、どう対策していくか(が大事)」と次戦を見据えた。

【女子W杯】1次リーグの日程・結果と順位表