U-22(22歳以下)日本代表が中国・杭州で行われているアジア大会の1次リーグ第2戦でU-24(24歳以下)パレスチナ代表に1-0で競り勝ち、1次リーグD組を首位突破した。

前半18分、DFラインの背後に抜け出したFW内野航太郎(筑波大)がペナルティーエリア右で倒されて、直接FKを獲得。相手DFを退場に追い込んだ。初戦のカタール戦でもFKから先制点をあげたMF谷内田哲平(京都サンガF.C.)がボールをセットし、2戦連発のFK弾をたたき込んだ。

1人多くなった日本だったが、同27分にMF山内翔(筑波大)が相手を倒し、この日2枚目のイエローカードをもらって退場に。10人対10人の戦いで、お互い見合うような形となり、その後は得点が生まれなかった。相手がボールを持つ度に観客がわくなど、アウェーのような雰囲気の中、苦しみながらも1点を守り切って勝利をつかんだ。

D組1位の日本は、28日にA~C組の3位の最上位チームと決勝トーナメント1回戦を戦う。