日本(FIFAランキング17位)が、国際親善試合でタイ(同113位)に5-0で快勝した。史上初の「元日」代表戦に森保一監督(55)は感動した一方、コンディション調整の難しさについても認めた。

選手の状態に関して試合後の会見で問われると「いつも、いい質問をありがとうございます」と笑顔を見せ、次のように説明した。

「おっしゃる通り、コンディショニングは難しかったです。国内組は12月の前半まであって、さらにACL組はその後も(中旬に1次リーグ最終節)。欧州組も、直近まで試合があった選手と、その1週間前まで試合だった選手がいます。コンディショニングづくりは非常に難しかったです」

「その中で選手たちが素晴らしいなと思うところ、皆さんに言ってもらいたいなと思うところは、今回はあえて練習期間を短くしました。Jリーグ勢を、もう少し長く招集して(さらに早い段階から)練習して、欧州組と合流させて、そこからタイ戦までの4、5日を使うことを考えていましたが、個々に任せました。28日からキャンプを始めると伝えていた中、合わせてくれた。コンディションをつくってきてくれた。これはプロフェッショナルとして、個々に何をしなければいけないか考えた結果て、この活動に臨んでくれたことを素晴らしいと思いますし、プロとしてやってきたことに敬意を表したいと思います」

試合は、森保ジャパンの自己記録を更新する、史上最多の国際Aマッチ9連勝を飾っていた。【木下淳】

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