日本サッカー協会(JFA)は20日、都内で会見を行い、児童ポルノ画像を閲覧したとして逮捕され、技術委員長としての契約を解除された影山雅永氏(58)の後任はナショナルチームダイレクター(ND)の山本昌邦氏(67)が兼任すると発表した。

会見に出席した山本氏は「今日から技術委員長を務めることになりました、山本です。これまでNDとして代表強化に努めて参りました。これから技術委員長として、(技術委員会内に)6部会ありますが、6部会の素晴らしいダイレクターが目標に向かって計画に沿って仕事をしてもらっています。彼らと力を合わせてこの難局を乗り越えていきたい」とあいさつした。

山本氏は、J2ジュビロ磐田(当時J1)やU-20日本代表、04年アテネオリンピック(五輪)日本代表監督、日本代表コーチなどを歴任。現在は主にA代表の強化責任を負うNDと、技術委員会内の強化部会長を兼任していた。

リモートで会見に出席した宮本恒靖会長は「これまで技術委員としてNDとして代表強化に携わられた山本昌邦さんに新委員長として理事会に推挙して決議されたとお伝えしたい。現職のNDとの兼任との形でお願いしております」話した。山本氏の技術委員長就任は17日に理事会で書面決議された。

影山氏をめぐっては、U-20W杯チリ大会に向かう途中の移動便でポルノ画像を閲覧したとして、パリ到着時の空港で逮捕され有罪判決を受けたことで、7日に契約解除が決定。宮本恒靖会長は、「できるだけ早く後任の人を決めたい」としていた。

影山氏は福島・磐城高から筑波大に進み、現役時代は市原、浦和、仙台などでプレー。引退後はマカオ代表、岡山、U-20日本代表の監督などを歴任。24年春から技術委員長を務めていた。