<ロンドン五輪アジア最終予選:日本1-0オーストラリア>◇第3戦◇5日◇中国・山東スポーツセンター

 なでしこジャパンを救ったのは、FW川澄奈穂美(25=INAC)だった。後半17分、DF鮫島彩(24=ボストン)からのロングパスをFW永里優季(24=ポツダム)が落とし、川澄はパスを受けると左足シュートを決めた。前半から優勢に試合を進めながらなかなかゴールを割れず、やっと決まった先制点。MF沢穂希(32=INAC)らとニコニコ顔で喜び合った。試合後は、勝利にも「中1日でこっちにも疲れがあった。ブロックを敷いてくる相手への攻撃が課題。決めきるところを決めきられなかったので、反省点」と振り返っていた。