<U-19アジア選手権:日本1-2中国>◇1次リーグC組◇9日◇ミャンマー・ネピドー

 日本は1次リーグ初戦で中国に1-2で敗れ、黒星スタートとなった。

 日本は開始早々の前半1分、MF川辺駿(19=広島)がペナルティエリア内で相手選手を倒し、PKを与えて先制を許した。同16分、FW南野拓実(19=C大阪)がドリブルでゴール前に切れ込むと、相手DFに囲まれながらも、角度のないところから豪快な左足シュートを決め、同点で折り返した。

 だが、後半33分、相手FWウェイ・シャオに、FKをゴール左上に直接決められ、力尽きた。

 同点弾を決めた南野は「まだ試合が残っているし、次があるので下を向かずにいきたい。いい準備をして突破できるように頑張っていきたいです。勝利につながるゴールじゃなかったので悔しい」。11日に行われる第2戦ベトナム戦に向け、気持ちを切り替えた。

 1次リーグは16チームが4組に分かれ、各組2位までが準々決勝に進む。4強に入れば来年、ニュージーランドで行われるU-20W杯の出場権を獲得する。