パレード決定でロンドン五輪アジア最終予選を後押しだ。なでしこジャパンの大野忍(27)川澄奈穂美(25)上尾野辺めぐみ(25)にゆかりある神奈川・大和市と同市サッカー協会が、25日に同市内で3人のパレードを行うことを正式決定したことが3日、分かった。特別賞の「大和なでしこ賞」の一環として開催する。

 同市ではW杯優勝と五輪出場のダブルお祝いパレードにしたい意向で、同市サッカー協会女子委員長の加藤貞行氏(64)は「なんとしてもアジア最終予選は勝ち抜いてほしい」と話した。パレードは小田急江ノ島線南林間駅から同市社会福祉センターまでの約1キロ。大野と川澄は大和市生まれ。上尾野辺は横浜市出身だが、大和シルフィードでプレーしていたことから表彰される。地元への凱旋(がいせん)帰郷のためにも、アジア最終予選を勝ち抜いて、パレードに臨みたいところだ。