<ロンドン五輪アジア最終予選:日本1-0中国>◇第5戦◇11日◇中国・済南オリンピック・スポーツセンター

 国際サッカー連盟(FIFA)ランク4位の日本は、3大会連続五輪出場を決めた8日の北朝鮮戦から先発7人を入れ替えた布陣で、同15位の中国との最終戦に臨み、勝利を飾った。

 MF沢穂希(33=INAC)は、主将としてチームを最後まで支え続けた。出場はなかったが、崩れ落ちた丸山の元に真っ先に駆け付けた。試合後はピッチ脇のペットボトルの片付けまで手伝い、一番最後にベンチを後にした。「最後も勝ち点3を取れて無敗でいけました。皆さんのおかげで女子サッカーが根付きつつある。若い子もその責任を感じていかないと。W杯の金メダルは今まで味わったことのない感情。また五輪で味わいたい」と、しみじみと話していた。