欧州遠征中のサッカー日本代表は9日、パリ近郊で練習を行った。国際親善試合で日本は12日(日本時間13日)にサンドニでフランス代表、16日にポーランドのウロツワフでブラジル代表と対戦する。

 MF長谷部誠主将(28)とMF遠藤保仁(32=G大阪)のボランチコンビも、強豪との対戦を心待ちにした。所属のウォルフスブルクではベンチ外が続く長谷部は「代表は競争の場。結果を残さないといけない。その中で、思い切りサッカーをやりたい」と試合に出場できる喜びをかみしめた。フランス戦に出場すれば、井原氏に並ぶ日本トップタイの国際Aマッチ通算122試合となる遠藤も「アウェーの中でしっかり力を出し切りたい。勝ちたいですね」と闘志を燃やした。