リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23(23歳以下)アジア選手権に出場中の日本が18日、1次リーグB組最終戦のサウジアラビア戦に向けた公式練習を行った。

 試合会場のスハイム・ビン・ハマド・スタジアムで約1時間、完全公開で調整。16日のタイ戦で右の股関節周辺に炎症を起こしたFW鈴木武蔵(21=新潟)はホテルで静養し、同試合で左膝を打撲したDF室屋成(21=明大)も別メニュー調整した。手倉森誠監督(48)は両選手をサウジアアラビア戦に起用しないことを既に明言している。

 2連勝の日本は1次リーグ首位通過を決めており、これまで出番のなかった最年少96年生まれのDF三竿健斗(19=鹿島)とMF井手口陽介(19=G大阪)、温存されていたDF松原健(22=新潟)が出場する予定。手倉森監督は「システムはいろいろ変わります。今までの活動で試したことを出して勝てば、準々決勝から相手を迷わせることができる。だからメンバーを代えても勝たないといけない」と力説した。