浦和は前半22分、DF槙野のヒールパスを中央で受けたDF森脇が右足ミドルシュート。カーブをかけてうまく狙ったが、左ポストをかすめて外れた。G大阪は最終ライン4枚、中盤4枚でブロックを固め、浦和の最終ライン後方をロングパスで狙うも、前半はFW宇佐美らが決定機を迎える場面はなかなかつくれなかった。

 後半20分すぎに浦和は、太ももの打撲で先発を外れていたMF関根を投入。直後に関根のパスからFWズラタンがエリア内でシュートを放ったが、GK東口の正面をついた。G大阪は同31分、ゴール正面からの直接FKをMF遠藤が狙ったが、浦和GK西川が右手ではじき、クロスバーをたたいて外れた。浦和は同39分、ズラタンがMF宇賀神の左クロスを右足で押し込み、ついに先制。G大阪は同ロスタイム、エリア内で宇佐美が右足シュートを放ったが、西川がふたたびセーブした。