東京都市大塩尻が昨年度に続き、初戦で敗退した。

 前半は最前線からのハイプレッシャーで流れをつかんだが、途中から足が止まり相手にペースを握られた。結局後半22分に決勝点を決められ、その後も反撃できないまま試合終了となった。

 高橋裕之監督(56)は「前半立ち上がりが非常によかったので、あそこでゴールを入れないといけなかった。徐々に中盤の運動量が減って、相手にボールを持たれてしまった」と話した。

 後半20分にはユニークなセットプレーも試みた。右CK時に、7人がコーナー付近に集まり、キッカーの合図で一気にゴール前になだれ込んだが、ボールが相手にクリアされた。同監督は「選手たちが考えたもので、来年も全国大会で使うので、詳しいことは言えません。来年は成功させたい」と、雪辱を誓った。