清水エスパルスDF松原后(20)が、25日の次節ホーム・ヴァンフォーレ甲府戦でサイドの攻防を制すと誓った。23日、清水三保グラウンドで行われた非公開練習に参加。3バックの甲府を想定した戦術練習を行ったといい、左サイドバックの松原は「サイドで起点となって、いいボールを供給できれば勝てると思う。俺が(チームを)勝たせるつもりで臨む」と強い決意を口にした。

 前節アウェーC大阪戦(17日・1-1)では、後半ロスタイムにペナルティーエリア内でのハンドを取られ、相手にPKを与えた。痛恨のプレーだったが、「もう気持ちは切り替わりました。(利き足の)左足で持っていって、決めるイメージはあります」ときっぱり。左サイドから駆け上がり、ネットを揺らせばリーグ戦10試合ぶりの勝利が見えてくる。【保坂恭子】