J2の名古屋グランパスが、セレッソ大阪に対し圧倒的にボールを支配しながら、完封負けした。

 シュートもC大阪の6本を上回る9本を放ちながら、壁を破れない。風間八宏監督(55)は「押し込んだサッカーをできたのは素晴らしかった。ただ、最後のゴール前。トラップミスなど、もったいなかった」と悔やむ。前半6分にカウンターで奪われた失点も「完全なミス」と言いつつ「試合の中でミスは何回かある。それでも点を取れないと勝てない」と攻撃に敗因を求めた。