全国高校サッカー選手権大会に18度出場(優勝3度)の名門、東福岡は11日、同校でJリーグ加入内定記者発表を行い、ガンバ大阪内定のMF福田湧矢(ゆうや、3年)とJ2ファジアーノ岡山内定のU-18(18歳以下)日本代表DF阿部海大(かいと、3年)が抱負を語った。

 主将を務める福田は、柔らかいボールタッチから鋭いドリブル突破を武器にゴールを狙い、現在プレミアリーグ西地区で得点ランク4位タイの7点を決めている。「1日でも早く(Jリーグの)ピッチに立ち結果が出せるよう、日々努力していきたい」と気合。182センチの体の強さを生かした対人プレーを得意とする阿部は「もっとステップアップし海外でも活躍できる選手になりたい」と意気込んだ。

 2人ともに20年東京五輪出場やA代表入りを目指しており、森重潤也監督(52)は「20年東京五輪へチャンスはあるので目指してほしい。(東福岡OBの日本代表DF)長友に続く日本代表になってほしい」とエールを送った。