J1鹿島アントラーズは25日、宮崎市内でJ2ツエーゲン金沢と練習試合を行い、5-1で快勝した。

 DF昌子源、FW金崎夢生といった日本代表組6人やDF内田篤人ら、23日のJFLテゲバジャーロ宮崎戦に先発した選手は出場しない中で、FW鈴木優磨(21)がいずれも頭で2得点。J2東京ヴェルディから新加入のDF安西幸輝(22)も1アシストを挙げた。

 鈴木は「前で決めるのが前線の選手の役割。あと2本くらい決められた。決めるところで決めるのがストライカー」と、まだまだ満足した様子はなかった。

 安西は左サイドバックを務めた前半こそ、鹿島での初実戦とあって慎重になり、縦への突破も影を潜めたが、後半に移った右サイドバックでは果敢に攻め上がり、2点に絡んだ。「前半はみんなに合わせようとしすぎた。(アシストの)数字がついたのは良かったけど、新加入なんだからアピールし続けないといけない。前半のプレーでは使ってもらえない」と反省材料にしていた。