J1セレッソ大阪は30日、宮崎キャンプで鹿屋体大と練習試合(40分×3本+20分)を行い、4-2で“勝利”した。昨年12月21日に左足首の遊離軟骨除去の手術をしたFW杉本健勇(25)が1本目に出場し、終了間際にMF清武弘嗣(28)のクロスに頭で合わせる先制ゴールを決めた。昨年12月2日の新潟とのリーグ最終戦以来、約2カ月ぶりの対外試合。杉本は「こんなに試合から離れたのは初めて。感覚をつかむことを意識した。体力的に問題はなかった。次はもっと長い時間出たい」と手応えを口にした。

 ただ、試合全体は大学生を相手に苦戦し、尹晶煥監督(44)は「初めての試合なのであまり期待をしていなかった。何かが見えてくる試合ではなかった」と辛口だった。