町田ゼルビアが、東京五輪(オリンピック)世代のMF平戸太貴(20)の2アシストなどで大宮アルディージャとの打ち合いを制し、開幕から2連勝とした。町田は前半8分、平戸がキッカーを務めた左コーナーキックからDF深津康太(33)が頭で合わせ先制。同24分には、MF中村祐也(31)のマイナスクロスをFW鈴木孝司(28)が右足で流し込み加点し、前半を2-0で折り返した。

 後半は大宮が反撃に出る。後半20分、大宮はDF渡部大輔(28)のクロスをFW大前元紀(28)が頭で合わせ1点を返す。直後の後半22分、左コーナーキックからFWシモビッチが頭で合わせ同点に。だが、試合を決めたのは町田だった。後半34分、ゴール正面でフリーキックを獲得すると、町田のMF平戸のキックをFW中島裕希(33)が頭で決めて勝負あり。町田が「首都圏バトル」に競り勝ち、3位に浮上した。