既に1次リーグ敗退が決まっている川崎フロンターレは、蔚山と引き分け、1勝もできずに今大会を終えた。

 この日は14日の仙台戦から先発を全員入れ替え、今季加入したMF下田北斗(26)、MF鈴木雄斗(24)が初出場。横浜から加入したFW斎藤学(28)が初先発した。川崎Fは前半2分、MF下田のパスに抜け出した斎藤がドリブルで抜けだしシュート。GKが弾いたボールを鈴木が右足で合わせ先制した。

 前半43分には、FW長谷川竜也(24)のゴールで加点。前半を2-0で折り返した。

 後半は蔚山が反撃。後半2分にコーナーキックから1点を返すと、直後の後半5分にも追加点。わずか5分で追いつかれてしまった。試合は引き分けに終わり、13年の広島以来、前年J王者が未勝利のまま大会を終えた。