セレッソ大阪がFW杉本健勇(25)のPK弾でジュビロ磐田を引き分けた。

 立ち上がりから押し込まれ、C大阪は前半シュート数0、後半もわずか2本。前半25分に先制されたが後半11分、杉本が自ら獲得したPKを決めて、何とか勝ち点1をもぎ取った。「なかなかシュートまでもっていくチャンスも少なかったし、難しい試合だった」と杉本。PKを獲得した場面は「最初は(柿谷)曜一朗くんに出そうと思ったけど、自分でいくしかないなと」。ペナルティーエリア内で突破を図り倒された。

 「(ゴールから)遠ざかってたんで」という杉本にとって、3月31日の湘南戦以来6試合ぶりの今季3点目。尹晶煥監督(45)も「連戦の中、厳しいアウェーでの勝ち点1は貴重だと考えたい」と劣勢を認める中での引き分け。大きな勝ち点1となった。