バックパスによるファウルを取られたガンバ大阪GK林瑞輝(21)は反省した。

 1-1の前半24分、DF三浦がスライディングしながら蹴ったボールを林がキャッチ。反則で、ペナルティーエリア内の間接FKをとられた。ライン上に林を含めた10人が並んだが、名古屋グランパスMF内田に弾道の低いシュートで林の股下を抜かれ、勝ち越し点を挙げられた。

 林は「自分としてはバックパスと思っていなかった。インサイド(キック)ならバックパスだけど、少ししか触っていなかったし、クリアという感じだと。同じようなことがあったら次からは(キャッチせずに)蹴り出したい」。ペナルティーエリア内で、5メートルの位置からシュートを浴び「初めての経験だった。股(の下)に入っちゃったので、今日のことは教訓にしたい」と反省しきりだった。

 試合は惨敗だったが、2位でプレーオフ進出を決めた。