湘南ベルマーレの愛称がついた発電所が稼働することが19日、BMWスタジアムで発表された。湘南は14年9月にエナリスとの共同出資で湘南電力を設立。今年4月から5年間、神奈川県企業庁のパートナーに選ばれ「愛川太陽光発電所」「谷ヶ原太陽光発電所」「早戸川発電所」にそれぞれ「湘南ベルマーレ」の愛称がつくことになった。

 湘南電力の原正樹社長は「電力という暮らしに欠かせないインフラを、ベルマーレの名前でご提供できる」とし、神奈川県企業庁の長谷川幹男企業局長は「普段、どこの発電所の電気を使っているかあまり分からない中、発電所の名前に湘南ベルマーレとついた方が、親しみも大きくなる。わからない。私どもの発電所を知らない。電力を消費者の方に売っていただける。愛川太陽光発電所には散策路もあり、ぜひ、観光としても足を運んでくだされば」と期待した。