ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)が3日、左足の痛みで別メニュー調整を行った。

 神戸市内で行われた練習では、グラウンド脇で左足をアイシングしながら実戦練習を見つめるなど、屋外では軽めの調整。6月30日まで行われていた和歌山キャンプで左足甲の辺りを打撲したというが、吉田監督は「大きなものではないです」と軽症を強調した。J1再開となる18日の敵地長崎戦への見通しについては「何ともいえないけれど、(患部は)ひどくはない」と語るにとどめた。

 主将としてチームを引っ張るポドルスキは、5月2日の東京戦で左ふくらはぎ付近を押さえて途中交代。左腓腹(ひふく)筋肉離れと診断された。その間にチームはスペイン代表MFイニエスタを獲得。5月31日にはイニエスタについて「何度も対戦してきてプレースタイルや特徴は分かっている。ピッチでは魔法使いのようなプレーをする。彼とプレーできるのは幸せなこと」とコメントしている。夢の競演に向けて、まずは自慢の左足を、万全な状態へと仕上げていく。