ガンバ大阪宮本恒靖監督(41)が24日、大阪・吹田市内で目標を引き上げた。

2-1で逆転勝利を収めた20日の横浜F・マリノス戦からオフを挟み、この日から練習を再開。6連勝中のチームは、指揮官就任後、リーグ戦7勝3分け3敗で勝ち点を39に伸ばした。就任当初、今季の目標を「勝ち点39」と選手に表明していたというが「まだまだ勝ち続けて1勝1勝積み上げないと」と、引き締めた。

とはいえ、残留争いは混戦で、暫定10位と1歩抜け出したものの、残り4試合で油断はできない現状。指揮官も「均衡したリーグだとあらためて思う」。G大阪は既にルヴァン杯、天皇杯を敗退したため、次の試合は次節の11月3日アウェー浦和レッズ戦。GK東口は右膝を痛めたため別メニュー調整だが、日本代表選手も合流して存分に練習ができる。

宮本監督は「(前への)推進力をもっと合わせていけたら」と、攻撃的な戦術を落とし込み、連勝街道をひた走るつもりだ。