北海道コンサドーレ札幌のMF三好康児(21)が2戦連発をたたき込み、代表の活躍につなげる。日本サッカー協会は7日、UAEで開催されるドバイカップU-23に臨むU-21日本代表を発表。三好はFW菅大輝(20)とともに選出された。10日浦和レッズ戦(札幌厚別)後に合流する三好は「次も取れるように、そしてチームの得点に関われるように頑張りたい」と意気込んだ。

前節4日のホーム・ベガルタ仙台戦で自身4試合ぶりの得点を決め、1-0勝利に貢献した。両チーム最多タイのシュート4本を放ち、後半35分にベンチに退いた。「ゴールを取れたのは良かったけどまだまだ足りない。満足できない」。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を争う鹿島アントラーズは6日、柏レイソルに勝利。暫定4位に後退した札幌の主力として「まずは代表の前に浦和戦が一番大事。自分たちは勝利が必要」と気を引き締めた。

A代表の活動期間と重複するため、兼任の森保一監督(50)はU-21の遠征に同行しない。「遠征1つ1つがアピールの場になる。監督がいてもいなくても、しっかりパフォーマンスを出せるように準備したい」。快進撃の中心にいる21歳は、札幌でも中東でもゴールを狙う。【西塚祐司】