ヴィッセル神戸がセレッソ大阪の元日本代表MF山口蛍(28)の獲得を目指していることが、11月30日までに分かった。

来季に向けて元スペイン代表FWダビド・ビリャ(36)獲得に動いていることが判明したばかり。補強ポイントとして、対人の守りの強さに定評がある山口をリストアップ。今日1日に最終戦を迎えるシーズン終了後にも本格交渉に入る。

1試合を残して11位の神戸は、リーグワースト6位の50失点。課題とされる中盤での守備の解消を山口に期待する。ワールドカップ(W杯)2大会連続出場の実績は十分。今季、主将を務めたC大阪でも欠かせない戦力だが、神戸も好条件で獲得を狙う。

また、ビリャに関して、神戸の三浦淳寛スポーツダイレクターは「現時点で話すことはありません。興味というか、ビリャはいい選手」。リージョ監督も「まだ来年のことは全く考えてない。(ビリャは)わざわざ紹介しなくてもいいぐらいの実績を持っている選手」と話すにとどめた。