駒大は法大に惜敗し、12年ぶりの栄光はならなかった。高さとパワーを生かした駒大スタイルで、前半はカウンターからFW安藤翼(4年=長崎総合科学大付)が相手GKと1対1になる好機や、MF中原輝(4年=ルーテル学院)のバー直撃のミドルシュートもあった。

後半は、法大にボールを支配され、守備に追われる時間帯が続き、1点が遠かった。秋田浩一監督は「決勝は、速さもテクニックもすべてで力負けした」と完敗を認め「うちは一流選手がいない中、学生らしいサッカーを徹底してやった。4年生に感謝したい」と選手をねぎらった。