50年ぶり出場の関学高(兵庫)が星稜(石川)に0-2と完敗した。

開始直後の前半6分に失点。山根誠監督(62)は「常連校と50年ぶりだが初出場と同じうちとの違いが立ち上がりの失点に出た」と悔やむ。「選手は平常心でやれていた」と言うが、いきなりの先制パンチは効いた。「前半を無失点で耐えて後半勝負」のゲームプランが早々と崩れ、後半11分に2点目を失った。

MF林幹太主将(3年)は「みんな緊張していたかな。相手は決めるところで決めてきた。その違いがあった」。ベンチ入り20人中1、2年生が12人。山根監督は「(現状で)全国のサッカーには通用しないことが分かった。ただ、若いチーム。これを糧にして、また全国で戦えることを目指していきたい」と話した。